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ギター初心者はどこで買うのがベスト?価格の目安と注意点もご紹介!

アコースティックギター
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「ギターを弾けるようになりたい!」と思った時に、「どこで買う?」という疑問が出てきますよね。

ギター初心者の方は、楽器店で相談しながら検討するのがベストと思うのではないでしょうか。

とは言え、自宅から楽器店が遠かったり、店員の営業トークに流されて、高いギターを買わされる可能性もあります。

そこでこの記事では、ギター初心者の方がギターを「どこで」「いくらくらいで」買うのが良いかについて、私の体験談も踏まえてご紹介していきます。

 

ギター初心者の購入価格の目安は?

「初心者だからこそ、いいギターを買わないと弾きづらくて挫折しやすいよ!」という意見を聞いたことがあるかもしれません。

たしかに30年前40年前の1〜2万円以下のギターは、すぐにパーツ(特にブリッジ)が剥がれてきたりして、どんどん弾きにくくなるギターもたくさんありました。

しかし最近では、1万~1万5千円程度のギターでも、ちゃんと弾きやすくセッティングされていますし、壊れることも少ないと感じています。

ブランド名をあげますと、PLAYTECH(プレイテック)やLEGEND(レジェンド)、RECORDING KING ( レコーディングキング )あたりは、個人的にまったく問題ないと感じています。

昔はヒドイ商品が届いても、泣き寝入りするケースも多かったと思いますが、今はSNSなどに評価を書かれてしまうので、低価格帯のギターの品質も自然に上がってきたのかもしれません。

 

ギター初心者はどこで買うものなの?

ギターを購入する場合、だいたい以下の 4つの中から検討する方が多いです。

それぞれにメリット・デメリットがあるのでご紹介していきます。

❶メルカリ(フリマアプリ)

最近では多くのものが、ネットを使って個人間で売買することができますよね。

もちろんギターも可能で、メリカリやヤフオクなどで売買されています。

ネットでギターを購入するメリットとしては、

①大量のギターの中から選べる

②激安のギターもたくさんある

③購入から配達まで自宅で完結できる

逆にデメリットとしては、

①ギターの実際の音が聞けない

②出品者側の写真と説明でギターの状態を判断するしかない

どうしても相手の顔が見えない売買にはなるので、運が悪いと粗悪品を掴むことも。

一方で、数千円で状態のいいギターが手に入る可能性もあります。

➋リサイクルショップ(店舗)

最近ではリユースショップとも言われますが、有名なところでは「ハードオフ」「セカンドストリート」「コメ兵」などがあります。

これらのリサイクルショップでギターを購入するメリットとしては、

①状態のいい中古ギターが安く手に入ることも

②実物を触ったり音を鳴らせる

逆にデメリットとしては、

①店頭に置いてあるギターの中から選ぶため選択肢は少ない

などとなります。

❸楽器店(店舗)

同じメーカーの同じ型番のギターは、品質が均一になることを目指して作られてはいますが、ギター本体は木材の占める割合が高いので、厳密には1本1本の質感や音に違いが生まれます。

ですので、ギター初心者であっても、質感や音(店員に弾いてもらっても良い)に納得して購入したいという方は、楽器店へ足を運ぶのがおすすめです。

楽器店で購入する場合のデメリットとしては、初心者なのに必要以上に高額なギターをすすめられて買ってしまうことです。

個人的には最初のギターは、1万~2万円程度のギターで充分かと思います。

④サウンドハウスなど(新品のネット通販)

ギターは家電などと比べると個体差があるため、音を鳴らせないネット通販ではあまり売れないのかと思いきや、ネットで購入する方はどんどん増えています。

ネット通販(新品ギター)専門のサウンドハウスをはじめ、実店舗を持つ楽器店の多くもネット通販をおこなっています。

特にサウンドハウスは、ギター本体だけでなく、小物やアクセサリーなどすべてが安いことで多くの方が利用しています。

 

結局ギター初心者はどこで買うのがいいか?

個人的には、やはり最初のギター購入は実店舗のある楽器店がおすすめです。

やはりメルカリやリサイクルショップは、楽器店と比べると当たりハズレが大きいです。

サウンドハウスは、新品の取り扱いだけですし、初期不良への対応もいいです。

ただ現物に触れることが基本出来ないという点で、やはり最初は楽器店がいいかと思います。

店員の口車にのせらせて、必要以上に高額なギターを買わされる可能性はありますが、最初に予算を言っておけばよほど大丈夫でしょう。

個人的な意見にはなりますが、最初は1万〜2万円のギターで充分だと思います。

 

ギターをどこで買うかよりも大切なこと

ここまでギター初心者が、ギターをどこで買うのがベストかを見てきましたが、実はそれと同じくらい大切なことがあります。

それはギターを「どこでどのように習うか」です。

私は今から40年前、20歳の時にギターに一度挫折しています。

ただその時はチューニングが出来なくて挫折したんですけどね。(笑)

それから40年が経ち、私も60歳になり、今ならユーチューブがありますから、チューニングはもちろん演奏のほうも何とかなるのではと思い再挑戦することにしました。

そして思った通り、ユーチューブのおかげでチューニングも出来るようになりましたし、弦交換まで何とかやれています。

このままユーチューブにある、ギター初心者向け動画で練習していけば、けっこう簡単に弾けるようになりそうだなと思っていました。

ところが。

その後、初心者の多くが最初に取り組む「ギターコード」を押さえることがまったく出来ず、またもや挫折へ向かい始めます。

コードというのは、2〜3つ以上の音が重なって響く「和音」のことです。

このコードを4~5つほど覚えれば、弾き語りが出来てしまうという便利なもの。

一般的に「コードで挫折した。」という人の挫折したコードは、「Fコード」や「B♭コード」あたりです。

ところが私が2週間やっても3週間やっても弾けなかったのは「Cコード」「Dコード」。

このままだと、また40年前と同じように挫折してしまうと思い、とにかく何か行動することにしました。

 

ギターはどこで習うのがいいか?(体験談)

ユーチューブでのギター練習を断念し、普通の方よりもレベルの低い私でも、ギターが弾けるように教えてくれるありがたい先生を探すことにしました。

自宅から40分くらいのところに、個人でギター教室をやっている方を見つけたので、無料体験に行ってみました。

ただちょっと話し方が雑で早口だったことと、約束時間に行ったのにかなり待たされたこともあって断ることに。

そこで次に大手楽器店がやっているギター教室の無料体験レッスンへ。

イオンモールなどでもよく見かける島村楽器です。

アコギ・エレキギターのレッスン料金(月3回・年36回)は以下の通りでした。

30分コース 60分コース
レッスン形態 個人レッスン グループレッスン
月謝 12,100円(税込) 9,350円(税込)
入会金 13,200円(税込) 6,600円(税込)

各店舗ごとに運営管理費として、月額1,650円~加算とのことでした。

講師の方の教え方はとても分かりやすく、私でも弾けるようになりそうな予感はしました。

ただこれは私個人の事情ですが、自宅から教室まで車で1時間半ちょっとかかることがネックでした。

とは言え、他にいい方法があるわけでもないので、なんとか頑張って島村楽器のギター教室へ行こうかとも思いました。

しかしそこへ、以前からフェイスブックでつながっている同年代の方から連絡が。

じつは彼も3ヶ月前からギターを始めたところでした。

彼は以前に挫折したわけではなく、これが初めてのギターです。

彼も行きづまっているのかなと思ってメッセージを見ると、「だいぶ弾き語りが出来るようになったよ~。」と言うのです。

まさかそんなわけがと思いましたが、そのあとに彼が送ってくれた動画を見ると、つたないながらもギターで弾き語りが出来ていたのです。

驚きと嫉妬が入りまじりましたが、そんな変なプライドは捨ててどこで習っているのか聞いてみました。

そして彼から返ってきたメッセージがこちら⇩

「自宅でこの先生のギター教材をひたすらやってるだけですよ。」

くわしく聞いてみると、このギター教材は、古川忠義という方が講師をしている「30日でマスターするギター講座・教本&DVD」というものでした。

30日で2曲、90日で6曲弾けるようになるというものですが、これがけっこう高くて、32,780円。

いったん保留にしましたが、他に良い方法も浮かばず、挫折に片足を突っ込んだ状態です。

実際にフェイスブックの友人は、まったくの初心者なのに3ヶ月であれだけ弾けている。

ここは思い切ってやらないと後悔すると思い購入することにしました。

ちなみに教材の動画は、DVD版のほかにオンライン版もあり、スマホやタブレットなどで見たい場合に便利だとか。

私はどちらがいいか迷ったので、両方購入することにしました。

注文した2日後には届きました。

ちょうど緊張しながら開封。

開けてみると「120%活用する方法」というチラシが入っていました。

それによると講師の古川さんから、毎日アドバイスメールが届くとのこと。

確かに1人だけでやってるとサボりやすいですから、こうゆうのはありがたいかもしれません。

そして念のため、教材が全部届いているかを確認。

教材をながめていても、良し悪しは分からないので、とにかく取り組んでみることに。

さっそくレッスンを開始。

この方が講師の古川忠義さんで、年齢は60代なかばくらいでしょうか。

声がおだやかで、話し方もゆったりしているので聞きとりやすいです。

動画1つあたり5~10分くらいになっているので、集中力が切れる前に終えることができる印象。

オンライ版の場合、1つの動画をやり終えると「レッスン完了」というボタンを押すことができます。(取り消しも可)

1歩1歩、山をのぼる感じで進み具合が分かるのはいいですね。

順調に1日1動画をこなしていき、4日目にレッスン4に進みました。

いよいよユーチューブ動画を見ても、まったく歯が立たなかった「コード」の練習。

コードの多くは、左手の親指以外の4本のうち、3本と4本を使うものがほとんどです。

私にとっては、3本で押さえることはもちろん、きれいに音を鳴らすなど不可能に感じる世界でした。

しかし古川忠義ギター講座のやり方では、通常3本で押さえるコードでも、人差し指1本だけ押さえます。

ただすべての弦を弾くと気持ち悪い音になってしまうので、1弦~3弦だけ弾きます。

当然物足りない音にはなりますが、1本だけなのでしっかり押さえることができます。

まずは完璧な形でなくても、1本で鳴らせるようにして、徐々に指を追加していこうというのが古川式。

ぜんぜん出来そうにないことをいきなりやり続けるよりも、明らかに

「まだ一部分だけど、コード弾けてる!」

という喜びや充実感が得られると思いました。

開始5日目。レッスン4で覚えた4つのコードで、いよいよ弾き語りをします。

弦を弾くほうの右手は、上から下にジャーン!ジャーン!と下ろすだけ。

指1本のコードですが、4つをチェンジしながら弾いていきます。

これでもかなり楽しいです。コードチェンジなんて夢のよう。

ここまで私でさえ、この講座を始めてたったの5日。

まだまだぎこちないですが、歌いながらコードの音が重なるととても感動します。

フェイスブック友達の彼には当分頭が上がりません。(笑)

古川忠義ギター講座の公式サイト